大変だーー!!
昨日のプロジェクト会議で、また仕様が増えたんです!
またですか。どうしてそうなったんですかね?
お客さんが「ちょっとこれも加えてほしい」って言ってきて…
やれやれ、インコ君。
きみ、それってスコープクリープじゃないかい?
スコープクリープですか!?何それ、聞いてないよ〜!
スコープクリープは、プロジェクトの範囲が無秩序に広がっていく現象ですよ。
それってどういうこと?
範囲が広がるってそんなに問題?
プロジェクトの計画が曖昧だと、あれもこれもと追加されちゃうんだ。
挙句の果てに予算やスケジュールが破綻することもあるよ。
えぇっ!?それ聞いてないよ〜!
じゃあどうすればいいんですか?
まず、仕様追加のルールをきちんと決めるべきだね。
そうですね。
プロジェクトマネージャーがガイドラインをはっきりさせることが重要です。
ガイドラインかぁ…。
でもお客さんが言ってきたら断れなくて…
そんな時は、ちゃんと参考資料としてお客さんと話す機会を設けることだ。
話す機会…。やってみます!
| 要素 |
説明 |
| スコープ定義 |
プロジェクトの目的や全体のアウトラインを明確にすること。 |
| スコープ管理 |
プロジェクトの範囲を適切に監視・管理し、追加の要求に対処する。 |
| 変更管理 |
変更提案を正式に審議し、採用または拒否するプロセス。 |
さっきの考え方を使って、お客さんに何て言えばいいんですか?
「あれこれ対応する前に、プロジェクトの目標を一緒に見直しましょう」と誘導するといい。
それによって、お客さんも納得して計画に基づいた追加が図れますね。
でもでも、お客さんを納得させるのが難しそう…
……。
どうすれば断りやすくなるんでしょう?
お客さんが本当に求めている成果を聞き出し、それに焦点を当てることだ。
お客さんの真のニーズを理解することが鍵ですね。
なるほど!やってみます!
スコープクリープ対策を教えてもらって助かりました!
でも、次の課題が浮上するかもしれないぞ。
そうですね。次は実行計画のフェーズに移行しないと…繁忙期ですし。
一難去ってまた一難!?
それがプロジェクト管理というものさ。
スコープ管理の基本
スコープ管理とは、プロジェクトの範囲を明確に定義し、管理するプロセスです。それにより、プロジェクトが時間内に予算内で完了することを確実にします。
- スコープ定義: プロジェクトの目的、全体構造、成果物を明確にする。
- 要件収集: すべての利害関係者からニーズを収集し統合する。
- スコープ管理計画書作成: プロジェクト範囲を確定し、承認ステップを設定する。
- スコープ確認: 承認された作業のみを進行し、意図しない変更を防ぐ。
- スコープコントロール: 逸脱しないように監視し、変更要求を管理する。
これらのステップを踏むことで、プロジェクトが無秩序に拡大することを防ぐことができます。詳細な計画と監視がスコープクリープ回避の鍵です。
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